重い腰を上げてGitに移行するための情報整理。
リポジトリサービスを利用する方法と、自分でサーバを構築する方法がある。リポジトリサービスを利用すればサーバ管理の手間がなく手軽な半面、サービスによって用途や容量に制限がある。自分でサーバを構築すればプライベートリポジトリも作り放題な半面、当然ながらサーバ管理の手間がかかる。
とりあえず使ってみるなら、GitHubまたはBitBucketが良さそう。自分の場合はプライベートリポジトリが使いたいので、消去法でBitBucket。
Subversionはオープンソースなプログラムだけで簡単にリポジトリサーバを構築できてしまうところがGitに比べて断然手軽なのだな、と思った。
無料で利用できるリポジトリサービス
目次
GitHub
- https://github.com/
- 無料ユーザはプライベートリポジトリ作成不可。
- 有料版ではプライベートリポジトリも作成可。リポジトリ数に応じて課金。
- Gitのみ
BitBucket
- https://bitbucket.org/
- プライベートリポジトリ作成可。
- 無料サービスでは、リポジトリごとに共有ユーザ数5名まで。リポジトリ数に制限なし、容量最大2GBまで。
- 有料サービスでは、共有ユーザ数に応じて課金。
- サイトは一部日本語化されている。
- Mercurial、Git、SVN
CloudForge
- http://cloudforge.com/
- プライベートリポジトリ作成可。
- 無料サービスではアカウントごとにデータ上限2GB。リポジトリ数、共有ユーザ数には制限なし。
- Git、SVN
SourceForge.jp
- http://sourceforge.jp/
- オープンソース開発者用、つまりプライベートリポジトリ作成不可。
- オープンソース開発であれば、ユーザ数、作成数、容量などの制限は特になし。
- 日本語のサービス。
- Git、SVN、Mercurial
SourceForge.net
- http://sourceforge.net/
- オープンソース開発者用、つまりプライベートリポジトリ作成不可。
- オープンソース開発であれば、ユーザ数、作成数、容量などの制限は特になし。
- 一度作成したプロジェクトは、基本的には削除不可。
- サイトは英語。
- Git、SVN、Mercurial
codebreak;
- http://codebreak.com/ja/
- プライベートリポジトリ含め、共有ユーザ数、リポジトリ数、容量などの制限は特になし。
- 日本の企業によるサービスのためサイトが日本語。
- ただし運営者が転職サイトのため、突然望まない転職情報メールが多数届くようになったり、同社別サービスに自動的に登録されたり(しかも退会ページが存在しなかったり)する模様。利用にあたり、ある種の覚悟が必要。
- Gitのみ
Assembla
- https://www.assembla.com/
- プライベートリポジトリ作成可。
- 無料版はリポジトリ1個、共有ユーザ2名、容量最大500Mに制限。
- Git、SVN、Perforce
Gitサーバ
GitLab
- http://gitlab.org/
- Ruby on Rails製
- 高機能(らしい)
GitBucket
- https://github.com/takezoe/gitbucket
- Scala製
- 和製
- インストールが簡単(らしい)
Gitorious Community Edition
- https://gitorious.org/installer
- Ruby on Rails製
Gitolite
RhodeCode Enterprise
- https://rhodecode.com/
- Java製
- 動作環境はLinux、Windows。
- ユーザ数20名まで無料。