portsnap廃止にともなって、遅ればせながらgitに乗り換え。
背景
portsnapの廃止が決まったため。
freshportsのportsnapの項によれば、13.xのEOLとともに廃止されるとのこと。期日は2026年4月30日。まだ2年近くあると言えばあるけど、廃止が決まっているなら乗り換えておこうか、ということで乗り換えた。
CVS → Subversion → git と、portsバージョン管理ツールの移ろいに時代を感じる。
git
gitインストール
未インストールなら、portsからインストールしておく。
# sudo portmaster devel/git
portsの初期化
次のコマンドを実行。最初の一回だけでよい。
# sudo rm -rf /usr/ports
# sudo rm -rf /var/db/portsnap
# sudo git clone https://git.freebsd.org/ports.git /usr/ports
# sudo pkg delete portsnap
git cloneでのports初期化は、portsnap extractに比べるとだいぶ遅いらしい。うちの環境では9分ほど要した。ディスク容量も約2倍必要となるとの比較記事があった。
cf. FreeBSD portsnap vs git clone
portsの更新
次のコマンドを実行。
# cd /usr/ports; sudo git checkout